階段の配置は室内の印象を大きく左右する

階段の配置は、狭小住宅の間取りを決める際に重要となるポイントの一つです。2階建て以上の建物では必ず必要となる階段ですが、意外と広いスペースを必要とします。敷地が狭く室内の広さが限られている狭小住宅の場合、階段をどう配置するかで、室内の印象が大きく変わってしまうのです。

全体の間取りをイメージして決める

階段の配置で絶対に失敗したくない、そんな場合にはまず全体の間取りをイメージしてみましょう。階段は下の階と上の階をつなぐ通路ですから、部屋同士の位置関係を把握した上で、適切な場所に配置する必要があります。リビングの位置や2階の部屋数などをイメージし、どの場所に階段があれば暮らしやすいかを想像してみることが大切です。

全体の部屋数が多い場合

部屋の数が多い場合、階段は家の中央あたりに配置したほうが良いとされています。片側に寄せた形で配置してしまうと、反対側の位置にある部屋からのアクセスが悪くなってしまうためです。スペースにゆとりがなく、中央に配置すると圧迫感が生じてしまうという場合は、階段のデザインに工夫をこらすと良いでしょう。

階段のデザインと配置

リビングなど家族が集まる場所に階段を配置する場合、螺旋タイプのデザインを選ぶと、スペースを節約できます。また変形地に狭小住宅を建てるという場合、折り返し階段などもおすすめです。途中に踊り場を作り折り返した形となるため、階段の横幅を狭くすることができます。家全体の間取りを踏まえた上で、住まいのイメージに合った階段を配置しましょう。

狭小住宅とは、15坪未満の土地に建てられるものをいい、都心部など、建築面積を確保できない土地が利用されます。限られた居住空間を有効に利用するために、中二階や吹き抜けなどの設計が行われます。